マネーフォワードクラウド請求書で請求書を作成すると、クラウド会計に連動させることができます。
また、マネーフォワードクラウド請求書で作成された請求書はインボイス制度の要件も満たしております。
目次
1.事前設定
①事業者設定
②担当者の追加
③振込先口座の設定
④ロゴ/印影の設定
⑤会計連動
2.請求書の作成
請求書の作成
3.請求書の発送
請求書の発送
4.マネーフォワードクラウド会計との自動連携
マネーフォワードクラウド会計との自動連携
1.事前設定
①事業者設定
右上の歯車マークにカーソルを合わせて「事業者設定」をクリックします。

「基本設定」の中で「帳票設定>送付元情報」をクリックして、以下入力を行います。
・事業者名
・住所
・電話番号
・適格請求書発行事業者登録番号
②担当者の追加
追加で担当者を追加する場合は、担当者を登録して、基本設定で権限にチェックを入れて、ユーザーを追加をクリックする。


③振込口座の設定
「帳票設定>請求書>振込先」で請求書に記載する振込先口座情報を入力します。
振込先口座情報:銀行名、支店名、口座種別、口座番号、口座名




④ロゴ/印影の設定
自社のロゴや印影を登録することが出来ます。
なお、素材にはサイズがあるのでご注意ください。

⑤会計連動
(1)売上計上日について
システム上複数の計上日が設定できるが、通常は3月の請求書は、会計上3月で計上するので
「当月末」で設定するのが一般的かと思います。
(2)請求書に対応した売掛発生の仕訳
これは自動仕分けの連携になるのでチェックを入れておいてください。
(3)請求書に対応した入金予定の仕訳
上記はチェックを外した方が、わかりやすいかと思います。
チェックが入っていると請求書を作成した時点で売上入金の仕訳を自動で作成してしまうので、会計で連携した時に売掛金を確認するのが非常に紛らわしくなってしまいます。
(4)取引先名に応じた補助科目:クラウド請求書の取引先をクラウド会計で自動作成

2.請求書の作成
請求書の作成
次は請求書の作成です。
請求書トップ画面の右上で「請求書>新形式」で請求書作成画面に移動します。

取引先、件名、明細について記入していきます。

①取引先名
請求書に記載する取引先は、過去に登録した取引先の一覧から選択できます。初めての取引先の場合は、取引先を追加登録します。
②件名
件名は、クラウド会計の適用に表示されます。
例:〇〇商事 システム作成料
③明細
納品日:売上計上日と同様に設定
品目:「②件名」と同様に設定
「請求書作成>詳細設定」で売上計上日を設定します。
売上計上日売上計上日は納品日やサービス提供の日になります。この計上日が会計システムの計上日と連動しますので、計上日の設定については注意してください。

3.請求書の発送
請求書の発送
画面上段右の設定で「プレビューモード」に切り替える必要があります。
郵送、メール、デジタルインボイス、PDF、印刷から送付方法を選択します。

①郵送
(株)マネッジボードが紙の請求書を取引先に代行郵送(有料)してくれます。
②メール
取引先登録されたメールアドレスに(株)マネーフォワードが請求書のメールリンクを送付し、取引先がダウンロードして受領する方式です。なお、メールリンクは取引先の開封率が低いので注意してください。
③PDF
PDFを作成してメールやチャットで送付する方法で、一番一般的な方法かと思います。「同時にマネーフォワードクラウドBoxに新しく保存する」に✔を付けると、電子帳簿保存法にも対応します。
④印刷
紙で印刷して、自社で郵送する方法です。請求書の送付方法については、メール等でPDFで送る方法に移行しておりますが、まだまだ紙での送付も多いかと思います。
⑤デジタルインボイス
取引先が「Peppol ID」に登録している等の要件が必要です。
4.マネーフォワードクラウド会計の自動連携
マネーフォワードクラウド会計との自動連携
マネーフォワードクラウド会計にログインして「自動で仕訳>請求書から入力」をクリックします。

切り替わった画面で「登録」ボタンをクリックすると会計への自動連携ができます。

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