マネーフォワードクラウド経費を使うと、マネーフォワードクラウド会計で仕訳処理しなくても、スマートフォンでとった領収書の写真を簡単にマネーフォワードクラウド会計に取り込むことができます。ここでは一人社長の場合を前提に説明していきます。利用するにあたって初期設定が必要になります。
初期設定については以下に2つで必要になります。
(1)スマートフォン
(2)マネーフォワードクラウド会計
初期設定が終わったら同様に以下の2つで操作を行っていきます。
(1)スマートフォン
(2)マネーフォワードクラウド会計
目次
1.初期設定
①スマートフォン
②マネーフォワードクラウド会計
(1)利用する勘定科目の絞り込み
2.実際の操作
①スマートフォン
②マネーフォワードクラウド会計
1.初期設定:①スマートフォン
スマートフォンからマネーフォワードクラウド経費のアプリをダウンロードします。
使用する勘定科目の整理
1.初期設定:②マネーフォワードクラウド会計
(1)利用する勘定科目の絞り込み
スマートフォンで操作する時の勘定科目についてはマネーフォワードクラウド会計で設定します。
デフォルトの設定については多数の科目があるため、実際にスマートフォンで操作する際に選択する科目が多くなり、煩雑になります。
実際に現金取引で処理する科目については限られていると思いますので事前に科目を絞るのが宜しいかと思います。「利用可否」について使わない取引については「×」で設定を変更頂ければと思います。
(2)仕訳計上時期の設定
デフォルトの設定の仕訳のタイミングは担当者が経費の承認申請を行って、上長が承認を行ったタイミングになります。ただし一人法人の場合は、仕訳の計上にあたって承認を行う必要もないので、承認申請を行った時点で仕訳登録ができるように変更することもできます。
「管理設定>経費機能設定>仕訳」を選択、画面が切り替わったあら編集をクリック
「経費明細を選択したタイミングで仕訳作成」にチェックを入れる
貸方の勘定科目の設定
経費データを取り込む時に貸方の勘定科目について事前に設定する必要があります。
例えばタクシー代のレシートを取り込んだ場合で、貸方の勘定科目を現金で処理している場合は以下のような仕訳になります。
仕訳:旅費交通費1,000/現金1,000
「管理設定>従業員」を選択、従業員の一覧の画面に切り替わりますので、編集したい従業員をクリックします。色々と編集できる画面に切り替わりますので、経費入力初期値で勘定科目を「現金」で選択します。
スマートフォンで表示される勘定科目の絞り込み
スマートフォンで表示される勘定科目については従業員ごとに設定ができます。
例えば電車代やタクシー代のみしか発生しない従業員については旅費交通費のみに設定ができます。
勘定科目の絞り込みをしないと、使わない科目も表示され選択が煩雑になります。
スマートフォンでの操作を考えると勘定科目の絞り込みを行うのが宜しいかと思います。
「利用経費科目」から担当者を選択して「編集」をクリックします。
上記の例の通り、旅費交通費のみしか使わないのであれば
旅費交通費:チェックを入れる
会議費、接待交際費、消耗品費:チェックを外す
スマートフォンで領収書を写真でとって読み込み
実際にタクシー代の領収書を読み取ってみます。
以下、具体的なスマートフォンの操作方法です。
①アプリを起動させます。
②起動した画面の右下の「+ボタン」をクリックします。
③画面が切り替わりますので「領収書読み取り」をクリックします。
④画面が切り替わりますので「カメラマーク」をクリックして「写真を撮る」を選択します。
⑤画面に取った領収書が読み込まれます。
⑥「経費科目」を選択します。
⑦「保存」をクリックします。
①アプリの起動
②起動した画面の右下の「+ボタン」をクリックします。
③画面が切り替わりますので「領収書読み取り」をクリック
④画面が切り替わりますので「カメラマーク」をクリックして「写真を撮る」を選択
⑤画面に取った領収書が読み込まれます。
⑥「経費科目」を選択します。
⑦「保存」をクリックします。
マネーフォワードクラウ会計で連携
スマートフォンで取り込んだ領収書についてマネーフォワードクラウド会計に取り込みます。
「自動で仕訳>経費・債務支払から入力」
仕訳を確認して、問題なければ「登録」をクリックします。
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