こんにちは、税理士の田村です!
今日は
「えっ、こんな支払いも経費になるの?」という、ちょっと意外な経費の話をしていきたいと思います。
実は、あなたが見落としている“意外なアレ”や“コレ”も、ちゃんとルールを守れば経費になるんです。知らなきゃ損する、税理士が教えるプロの裏ワザ、最後まで見れば節税のヒントが必ず見つかるかもしれません!
経費になるかどうかの判断基準や、グレーゾーンの注意点も含めて、専門家の視点でわかりやすく五点お話させて頂きます!
戸田市での創業(起業):自宅の家賃・水道光熱費
まずは、自宅兼オフィスの方に朗報です。
個人事業主やフリーランスの方で、自宅を仕事場として使っている場合、家賃や光熱費の一部を経費にできます。
ポイントは「按分(あんぶん)」です。
たとえば、
- 部屋のスペースの30%を完全に作業スペースとして使っている
こんな状況であれば、家賃の30%を経費にすることができます。
ただし、ちゃんと「合理的な基準」で按分することが大事。
なんとなく30%ではなく、例えば複数ある部屋のうちの一つを作業スペースでつかっていて、その部屋の間取りを計算すると30%になるというのがいいかと思います。
税務署に聞かれても説明できるように、使用実態や按分の根拠は記録しておきましょう。
戸田市での創業(起業):趣味×仕事で経費に!
続いて2点目、これは実現したらうれしい、夢のある話ですが、最近増えている「趣味を仕事にしている人」です。
たとえば、
- ゲーム実況者が購入したゲームソフト
- カメラ系インフルエンサーのレンズや撮影機材
- 食レポYouTuberの飲食代
こういったものも、**「収益化されていれば」**経費になります。
例えば、ゲーム実況で広告収入があるなら、そのために購入したゲームソフトやマイク、モニターなどは必要経費になります。
ただしポイントがあるので注意が必要です。それは「事業として継続的に行っているかどうか」です。
一部収入があったとしても経費の方が多く、継続して赤字が続く場合は事業とみなされず、税務署に否認される可能性があるので注意が必要です。
戸田市での創業(起業):車関係の費用
続いて三点目、車を使われる方は税金が安くなる可能性があります。
事業で車を使う場合は関連する支払いを経費にすることが出来ます。
車関係の支払いは、自動車の購入費用、利用に伴うガソリン代や高速代
維持費としての車検費用や自動車保険等、多岐にわたり、金額も大きくなるので
その分他の支払いと比較しても節税効果が期待できます。
なお、事業に係ることが前提ですので、プライベートの部分については
経費になりません。例えばスポーツカーについてはプライベートの性格が強いので経費になるかどうかについては注意が必要です。
また、一般的に1台の車を経費にすることが多いですが、もし複数台の車を経費にいれたい場合は、それぞれが事業の用途ごとに使われえていることを証明する必要がるので注意が必要です。もし、税務署に事業性がないと判断される車があればそれは経費にはなりません。
なお、個人事業主であれば先ほどの自宅のように業務用とプライベートを分けて計算する必要があることも注意が必要です。
戸田市での創業(起業):家族への給料や外注費
続いて四点目
意外と知られていないのが、家族に払う給料や報酬も経費になるということです。
たとえば、
- 経理を手伝ってもらっている
- 動画編集やSNS投稿を依頼している
こうしたケースでは、実際に働いていて対価が適正であれば、経費にできます。
家族に給与を支払う意味ですが、他人に給与を支払うと外にお金が出ていってしまいますが、家族であれば外にお金が出ていくことはありません。
また、所得税は累進課税といって収入が増えるほど税率が高くなるので、収入を家族で分け合う事で税率を低くすることができます。
個人事業主で家族に給与を支払う場合は、「青色事業専従者給与」の届出が必要になるので注意しましょう。
また、先ほど家族でも実際に働いている必要があるといいましたが、家族の行った仕事の内容や支払った金額、振込記録などはしっかり残しておきましょう。
戸田市での創業(起業):視察旅行・出張の中の“楽しみ”部分
最後5点目、ちょっとした観光は経費になるかもしれない、です。
観光目的の出張は経費になりませんが、業務に関連した観光であれば経費になるかもしれません。
たとえば、地方の取引先と打ち合わせする目的で観光地に出張をするとしてます。打ち合わせの合間に少し観光したとしても、主目的が業務であれば、交通費や宿泊費が経費になる可能性があります。
なお、経費にしたいなら、以下を意識しましょう:
- 旅程表(りょていひょう)を作っておく
- 名刺交換や商談記録を残しておく
- 撮影や調査の証拠を残す
「仕事としての実態があるかどうか」がポイントです。
戸田市での創業(起業):まとめ
いかがでしたか?
「こんな支払いも経費になるんだ!」という発見が、ひとつでもあれば嬉しいです。
ただし、経費にできるかどうかの最終判断は「実態」が大事。
グレーゾーンもあるので、不安な場合は税理士に相談するのが安心です。


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