戸田市での創業(起業):法人で奥さんに働いてもらうなら役員より従業員がお勧め

戸田市での創業(起業):法人で奥さんに働いてもらおう時の立場!?

皆さん、こんにちは税理士の田村です。

今日は、法人を作った場合に奥さんは役員にした方がいいのか?についてお話させて頂きます。

皆さんが法人を作ったとします。

場合によると、奥さんに会社の仕事を手伝ってもらうような話もあるかと思います。

そんな時、奥さんの立場は役員がいいでしょうか?それとも普通の従業員でいいでしょうか?

どちらが給与の関係でお得か?という観点でお話させて頂きます。

税金の負担を少しでも少なくしたい方は是非、ご参考頂ければと思います。

戸田市での創業(起業):奥さんは役員より従業員がお勧め

いきなり、結論になりますが、創業したばかりで小さい会社であれば

会社で奥さんに働いてもらう時の立場については

役員ではなく従業員の立場をお勧めします。

この理由ですが、役員の給与は定期同額給与といって、毎月同じ給与額に設定する必要があり

自由に給与の額を変えたり、賞与を支給したりすることができません。

一方で、役員ではなく従業員とする事で、奥さんの給与を自由に変えたり、賞与を支給する事が出来きます。

例えば、会社に想定以上の利益が出そうな場合は、給与を自由に変えたり、決算賞与を支給することで

経費を増やして、利益を少なくすることで、節税をすることができます。

戸田市での創業(起業):定期同額給与とは

ここで、定期同額給与について少し深堀して説明します。

専門用語でイメージがわきにくいですが、要するに役員の給与は基本的に1年間ずっと同じ金額でなければいけない。

というルールです。もしこのルールを破って勝手に給与を上げたりすると、変更部分については会社の経費にすることができない可能性があります。

なぜ、役員は同じ給与額で支給する必要があるのか?とおもった方も多いと思います。

これは法人の税金が関係してきます。

例えば、法人の業績が予想以上によく、たくさん利益が出そうだとします。

利益が出るのはいいですが、その分、法人税も増加するのが悩ましいです。

ここで役員の給与を増やすことが出来れば、法人の経費を増やし、利益を減らすことができるので

税金の負担を減らすことができます。

普通の社員であれば、自由に給与を増やすことは出来ませんが、役員であれば自由に給与を増やすことが出来てしまうため

そんなことがおきないようにしたのが定期同額給与になります。

戸田市での創業(起業):ルールと実務

定期同額給与は税金をとる国の立場で考えれば、よくできたルールかと思いますが

会社の側からすると、かなり使い勝手がわるいです

会社の経営は予想できないことが発生する場合も多いです。

例えば当初より利益がたくさんでそうな場合もあります。利益がたくさん出るのであれば、役員の給与を増やすことで

頑張った役員にビジネスの成果を還元しつつ、節税につなげるという発想もあるかと思いますが、これが出来ません。

また、当初より利益が出ず、場合によると大きな赤字の場合もあります。

当初、予見できないほどの赤字であれば、役員の給与を減らすことで、会社の資金繰りの負担を軽減する発送もあるかと思いますが、これが出来ません。

戸田市での創業(起業):奥さんを「従業員」にした場合のメリット

一方で、奥さんが役員ではなく“従業員”として働く場合、給与は 一般従業員と同じ扱い になります。

つまり、
給与額をいつでも変更できる
という非常に大きなメリットがあります。

例えば、
・忙しい時期だけ勤務時間を増やして給与を上げる
・逆に家の事情で働けない期間は給与を減らす
・会社の業績が悪化したら一時的に給与を下げる
こういった柔軟な調整が自由に可能です。

また、法人税では申告書の提出とは別に、色々な申請書の提出義務があるような場面もあります。

役員賞与を支給する場合なども届出が必要ですが、奥さんを従業員にして、給与を支給する場合などは

こういった届出の提出も必要でなく、事務手続きの負担がありません

戸田市での創業(起業):まとめ

最後にまとめになります。

奥さんに自分の法人で働いてもらう場合、その立場が役員か従業員かで悩みますが

税金の負担を減らしたいのであれば、従業員がお勧めです。

法人で当初より利益が出そうな場合、奥さんが役員の場合は、奥さんの役員報酬を増やして、税金の負担を少なくすることは出来ませんが、

従業員の場合は、奥さんの給与を増やして、税金の負担を少なくすることが出来ます。

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